所在地: 熊本県阿蘇郡高森町上色見2614
駐車場: あり(郵便局付近)
【祭神】
伊邪那岐命、伊邪那美命
【里俗】
穿戸権現
【由緒】
阿蘇大明神の荒神、石君大将軍八葉の兜の中に出現の二神は、熊野大神也と云える伝説によりて、社殿を建立せる処に、大島二羽来たり、神献すべき榊の枝を咥持ちて、東麓を指して飛び行き、洞窟の在る処に止まりたれば、その処に一社建立熊野穿戸社と崇め、南郷の総鎮守として祭祀し来たる。
【なぎ(椰)の葉】
熊野三山(那智大社、速玉大社、本宮大社)における熊野権現の御神木でもあり、その葉に魔よけの力があると信じられたことから、昔から熊野詣の帰りに持ち帰る旅人も多く、帰りの道中を守護してくれるお守りとしても用いられました。
ナギは凪に繋がり、波風を鎮めること、葉脈のない葉の特徴から(横方向に筋がありません)縦には簡単にさけるものの、横に引きちぎろうとすると相当の力が必要です。
このことから昔から男女が『縁が切れないように』とお互いになぎの葉を身につけたり、鏡の裏にそっとしのばせてお守りとしてきました。
また嫁ぐ娘に母親が持たせることもあったそうです。
男女のご縁に関わらず、大切な人とのご縁を結ぶなぎの木は人と人とのご縁を結ぶことから『商売繁盛』にも通じる大変縁起のよい木なのです。
ちなみに『千早ぶる くまのゝ宮の なぎの葉を かわらぬ千代の ためしにぞ折る』は、新古今和歌集の選者の一人、藤原定家の和歌です。
パワースポットとして知られる『穿戸磐(うげといわ)』
古い昔、阿蘇大明神が弓を楽しみ、阿蘇山頂より矢を放たれた。
この際、大明神の従者、鬼八法師が、主人の矢をいちいち拾い来る事を面倒くさく思い、足の指に挟み投げ返した。
これに大明神が激怒し猛追され、当上色見の外輪山を越えて逃げんとしたが、この岩壁に阻害された。
この時岩壁を蹴破って逃げ去った岩穴が穿戸である。
その後、熊野社の創立は室町時代以降であろうと思われるが、次のような伝承がある。
「阿蘇大神の荒人神、石君代将軍、八葉の兜の中に出現のニ神は熊野大神なりという伝説により社殿を建立するに当たり、大鳥二羽飛翔し来り神献すべき榊の枝を食い持ちて山の東麓を指して飛びゆき洞窟(穿戸)のある所に止まったので、そこに一社建立、熊野穿戸社と崇め、石君と同じく南郷の総鎮守として祭祀してきた。
巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として『合格・必勝』のご利益があると評判。
感動度 ★★★★
灰が積もっていた上に当日は灰が降っていて、行った時期が悪かったなぁと思いましたが、上色見熊野座神社の雰囲気はよかったです。
管理人 (木曜日, 29 9月 2016)
テオさんへ
ぶれてたりする写真、ただただ載せただけの雑なホームページを読んでくださって、ありがとうございます。
もう恥ずかしいばかりです・・・
疲れてる人とかがこのホームページを見て、ちょっとでも癒されたりしてくれれば幸いです。
変な人とか思われるかもしれませんが、神社にいくと、神社にもよるのですけど不思議な体験とかするんですが、ある方に「それは神様から歓迎されてる証。神様がそばにいるってことだよ」と教わりました。
上色見熊野座神社に行かれる際、階段がちょっと長く、草むらなどに気をつけてくださいませ。
神社の上のほうにあるパワースポットの穿戸岩は、わたしたちが行ったときもちょっと大変だったので、今ではさらに行きにくいことになってるかもしれませんが、もし土砂が崩れておらず安全そうなら行かれてみてもいいかもしれません。
自己責任になってしまいますが・・・
本当、気をつけてくださいませ。
テオさんは佐賀県の方ということでしたが、佐賀県でも神社をちらほらと見かけたものの、時間の都合で寄れず残念でした(T^T)
同じ九州なので佐賀県も行ける距離なのに、ちょっと遠いのでなかなか行けずにいますが、いつかのんびり行きたいです。
テオ (水曜日, 28 9月 2016 15:06)
お返事いただき光栄です。
私は佐賀在住なのですが、熊本の山あいの神社は藁葺きの神門や拝殿があり
珍しいのと新しい発見ができたのであっという間に全部の掲載分を読ませていただきました
神社の杜は本当に空気も綺麗で気持ちが清々しくなり癒されますね
特に趣のあるこのような参道を目にしますとワクワクしてきます
私自身はブログなどやっておりませんのでこれからも楽しみに読ませていただきますね^^
近々、上色見熊野座神社には参詣させていただいたいと思っております
管理人 (火曜日, 27 9月 2016 09:49)
テオさんへ
はじめまして(*^-^*)
こんな雑なホームページに訪問ありがとうございます!
お恥ずかしい限りです・・・
神社にいくと、なんだか落ち着くようなパワーをもらえるような感覚で、居心地がいいので好きです。
テオさんももしブログなどを書いておられましたら、教えてくださいませ~
トップ画の件ですが、上色見熊野座神社の写真ですよ。
上色見熊野座神社の記事は、灰色になってますが、阿蘇山噴火あとしばらくして行ったときのものなので灰色です・・・
火山灰で覆われてて時期が悪かったですが、それでもこの上色見熊野座神社はうまく言えなくて申し訳ないですけど、居心地がいいといいますか、すがすがしい気持ちになれました。
神社にもよりますが、気持ちが沈んでるとき、悩みがあるときに行ってぼんやりするとなにかしら吹っ切れるような気持ちになりますね。
逆にそういう気持ちでいると危ない神社もありますが・・・。
本当に訪問ありがとうございました(´・ ω ・`)
テオ (月曜日, 26 9月 2016 17:01)
こんにちわ、はじめましてです。
私も神社、仏閣巡りと御朱印収集を趣味としておりまして、
いろいろを検索していくうちにこちらのページにたどり着きました
トップ画の神社の参道に目を奪われて、どちらの神社か知りたくて全ての内容を拝見したのですが
はっきりした答えがわからずにコメントさせていただきました
もしかしたら、ここの上色見熊野座神社かなと思いました
よかったら答えをお教え下さいませ^^